学生日記

大学生です。無能って感じのデクです。

悪は悪で悪なんだ、全然カッコよくなくて、ただ悪なんだという話

今週のお題「ほろ苦い思い出」

ほろ苦い出来事はその場で美化していくので、思い出はお腹が空くぐらい綺麗なんですけど、一つだけ、断片的に覚えているほろ苦思い出があって、小学生の頃、好きな人が居た気がするんです。

当時はめまぐるしい情報戦でしたから、○○の好きな人を聞くためには○○の好きな人を言う必要がありました。なので一度市場にでた「好きな人情報」は拡散されまくります。「絶対言わないから!」といった友達の友達の知り合いのお母さんにまで、広がります。回り回ってその好きな人に情報がいきわたることすら、あります。

そんな情報戦の中、全ての好きな人情報を網羅している奴がいて。そいつとは出席番号が近いこともあって、かなり仲が良かったんです。それで、僕はそいつに好きな人を言ってしまったんです。

その好きな人が僕が本当に好きだったか、それとも友達の好きな人情報を手に入れるためについた嘘なのかが思い出せないんですけど、給食当番の時に教室の隅で、「絶対言わない」を条件に、好きな人を言ってしまいました。翌日に別の友達から「お前あいつが好きなのは見る目なくね?」と言われました。僕のバトン、左でとって右で渡されてました。

一度市場に出た「好きな人情報」は拡散されまくります。「絶対言わないから!」といった友達の友達の知り合いのお母さんにまで、広がります。回り回ってその好きな人に情報がいきわたることすら、あります。

回り回りまして。その好きな人に、僕がそいつのことが好きだと伝わってしまって。で、その好きな人は、当時ワルだった奴を好きだったらしく。彫刻刀とか振り回してたやつ。僕は打ち砕かれるのみだったんですけど

悪って許せないですよね。いやマジで。好きな人を取られた妬みとかなく。人とのつながりで成り立っている社会を乱す奴。かっこいいと思ってる?いや、眼鏡かけて、女子から笑われても、それでも謙虚に、慎ましく、誠実に。そういうやつが一番かっこいいですから。そういうことを伝えたくて、ええ。そういうことを伝えたいだけです。