「昨日のサッカー見たよな!日本勝ったぞ!」
「あー、うん、当然見たよね!日本国民として!」
「いや、ヤバかった。」
「まさか勝つとはねー!マジで、熱すぎる!」
「それな!○○の決めた二点目がすごかったよな!」
「マジであそこで決めるのは凄いわー!あ、バス来た。じゃあまた明日。」
サッカー、全く見てません。
本当にサッカーが苦手ですし、興味もありません。なぜか小学校のころサッカーを習っていた記憶が頭の片隅のそのまた片隅くらいにあるんですけど、多分気のせいです。リフティング最高記録は4回ですし、体育の授業では自陣ゴール右斜め前だけを見守る守護神となっています。見守るだけで、守りはしません。笑顔でボールを見送る、微笑みの貴公子です。サッカーにおける「微笑み」において右に出る者はいません。
そもそも今はテスト期間中です。サッカーなんて見たら悲劇になるのはドーハではなく僕なわけでして。一点でも多くとりたいのは、別に日本代表だけではありません。どこも代表していない僕だって、一点多くとりたいんです。テストにアディショナルタイムはないんですよ!
こんな感じなんで、日本が!ドイツに!スペインに!と言われてもいまいちピンときません。へー、そっかー。あ、そういえば隣のおじさん転勤らしいよ。くらいの感覚です。僕にとっては。そもそもドイツってサッカー強いんですね。スペインって、あの志摩スペイン村のこと?あんまりサッカーが強いイメージないんですけど、あの村。
あと時間帯が悪すぎます。4時。4時って。三文どころの徳ではありません。一体何文もらえるんだ。何文…何問…難問…数学…
さて、ハーフタイムは終了です。テスト勉強してきます。