甲子園野球を見て、これ本当に同い年?ってなっています。汗水たらして必死にボールを追いかける姿を見ていると、暑いのによくやるよなぁ、と思います。
僕はというと毎日汗水たらして必死にボールを集めています。いい言い方をすると、「捕球」というんでしょうか。悪い言い方をすると「球拾い」です。さらに悪い言い方をすると、「後輩の打った球拾い」です。これ以上はやめましょう。
部活が終わると、サヨナラ満面の笑みでホームランです。
今日も部活に行ってホームインしてスマブラだ!と思っていたんですが、なんと家族でコロナが出てしまい、部活に行けませんでした。夏最後の試合にも参加することができず、いやー、もう、本当に、
ラッキーー!
顧問に満面の笑みで「大会に出ることができず本当に残念です」と送り、甲子園でも見るか―、と思い、最初に戻ります。
頑張っている同い年を見ていると、母から「あんたは今日何をした?」という160キロストレート球を食らいました。
確かに、僕は今日、というか今のところ僕は人生で何を成し遂げたわけでもありません。小学生の時絵のコンクールをもらった時以降、何も賞は取っていません。もしかして、このままだとまずいのでしょうか。
将来が心配になってきたので、就職面接の質問に挑戦することにしました。
Q1 自己紹介をして下さい
A 本日は貴重な時間をいただき有難う御座います。URと申します。小学生の絵のコンクールで一位を取った経歴があります。好きな食べ物はオムライスです。アボカド以外嫌いな食べ物はありません。
Q2 学生時代頑張ったことは何ですか?
A テニス部で球拾いに従事していました。ボランティア活動や国際交流に励んだわけでは決してなく、ポケモンやスマブラに時間を溶かす日々を送っていました。何かのリーダーになった覚えはなく、しかし気づかぬうちに責任者となっていて顧問から幾度となく怒られていました。
Q3 あなたの長所は何ですか?
A プルンと蒟蒻ゼリーを一度も噛み切らずに食べきることができます。
Q4 将来の夢は何ですか?
A 石油王。もしくはYouTuberとして一攫千金を目指したい所存です。
ダメです。受かるビジョンが浮かびません。あー、せめて野球部に入って甲子園に出ていればよかった。いや、球拾いの場所が変わるだけか。
スマブラ、するか。