学生日記

大学生です。嫌な人が増えたので筋トレ始めました。

日記のようなもの4

クラスの決め事で一人一人名前を言っていく時があって、意気揚々と自分の名前を言ったら、誰?って言われました。生きようと、思いました。

さて、吐く息が日に日に白くなっていく今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近あったことと言えば、言えば、言えば、

まぁ、何もないわけです。いや、あるにはあるんですけど。

心地よい日差しの中、昨日僕はいつも通りバスに乗りました。その日は世界史のプリントが見当たらなくて、棚の中をガサ入れしていたので、いつも家を出る時間に遅れ、満員のバスで立つ羽目になりました。

バスが発車します。隣の女子高生の会話が耳に入ります。リスカって痛そうだよね、だって手首切るんでしょ?という会話でした。僕はそっと聞かないふりをしました。何が悲しくて通学中にリストカットトークを聞かなくてはならないのでしょう。

僕の手はテニスラケットやテニスシューズ、体操服で埋まっていました。本当は全部カバンに入れるつもりだったのですが、カバンがギブアップして、正確に言うとブチッバキッという音がしたので手で持ちました。

そのため、つり革を持つ手がおろそかになっていました。しかし、僕が部活で培った体幹は伊達じゃありません。人と人に挟まれサンドウィッチマンになっても、僕は耐えていました。余裕余裕。バス歴五年目です。

次の瞬間、バスは大きく傾きました。

僕の体は右足を軸にコンパスのように半回転しました。見る人が見れば、美しい軌道の回し蹴りに見えたでしょう。その回し蹴りは、リストカット女子高生に激突しました。

多分、あの一瞬を彫刻にしたら、ルーブル美術館あたりに飾られると思います。それくらい、美しい、大転倒でした。フィギュアだったら満点つけられてると思います。羽生越え。

登校中に運悪く回し蹴りを食らった女子高生は一言も発さず、一点の曇りもない白い目で僕のことを見ていました。少なくともLove so sweatが流れる雰囲気ではありませんでした。

帰りに、Love so sweatを聞きました。

 

…そろそろいい出来事ないかなぁ。お金拾うとか、恋とか。あ、これあいみょんの歌詞にありそうだな。どうですか、あいみょん

 

*sweatではなくsweet