今週のお題「鬼」
ヒスイ地方にいたため、更新が遅れました。
鬼滅の刃の映画が割と昔のことのように思います。一年くらいたった感覚です。光陰矢の如しとはまさにこのことでしょう。
自分は鬼滅の刃の映画に行きませんでした。友達がいなかったとかではなく、単純にアニメで見れるじゃん、と思ったからです。いや、友達がいなかったとか、そういうことじゃないし。いやマジで。
鬼滅の刃には、日輪刀と呼ばれる鬼をやっつけるための専用の剣があるとのこと。ものすごく便利な剣です。ぜひとも欲しい。そう思い日輪刀を買ったのが、半年前です。
残念ながら本物は売っていなかった為、プラスチック製で我慢しました。何とかなるでしょう、日輪刀だし。これでいつ鬼が来ても大丈夫です。さぁ、かかってきやがれ無惨。そう意気込んだところで、僕は気づきました。現実世界に鬼はいないのです。
結局、日輪刀は妹との闘いごっこの犠牲となりました。三本買ったのですが、見事に全部折れました。やはり純正の方がよかったでしょうか。
しかし、よくよく考えていると、この世の中は鬼であふれています。鬼上司、鬼嫁、オニゴーリ、鬼教師、鬼顧問、鬼ママ。僕たちは日常的にこれらの鬼達と戦って過ごしているのです。
渡る世間は鬼ばかりというドラマがあった気がします。まさにその通りです。鬼達に罵詈雑言を言われて、それを必死に耐えて、僕たちは生きています。
そんな僕たちに必要なもの。それは忍耐力や精神力ではなく、日輪刀なのではないでしょうか。何か言われたら、僕たちがやるべきことは謝罪ではなく、日輪等を相手めがけてぶん投げる事ではないでしょうか。
放課後職員室に来い、と言われたとします。わかりました、と僕は言います。放課後、先生が仕事をしていると、職員室に悲鳴がなります。何事だ。先生は振り返ります。その時、僕は言うのです。
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僕達は日常的に日輪刀を持ち歩くべきでしょう。僕も今日から学校に持っていこうと思います。折れたプラスチック製の日輪刀を。そしてもし顧問に怒られたときは、勇気を出して言うのです。
すみません、と。