学生日記

大学生です。嫌な人が増えたので筋トレ始めました。

恋、と書いたら、あと、書けなくなった。

太宰治の斜陽という作品に出てくる表現で、僕が好きな言葉なんですが、産声を上げて16年、恋を書けたことがない。スタートラインにすら立ってないわけです。

正直言うと、もう他人の恋愛に感動がなくなりました。恨めしい気持ちもなし、かといって祝福する気持ちもありません。悟りの境地というか、もう釈迦と呼んでもらっても構いません。釈迦と飲みに行けるレベルで、悟りを開いています。

インスタのリア充っぷりを無感情でスクロールしていく様は、まさに賢者。そろそろドラクエにでもスカウトされませんかね。ダメだ、主人公とヒロインがラストに結婚してしまう。

賢者はドラクエの主人公を見て何を思っているのでしょうか。魔法を使ってモンスターを討伐する傍ら、主人公はヒロインとイチャコラセッセですよ。しかし、怒りはしません。無です。僕にはわかります。無です。無。

こっちも部活で男子たちが女子とコミュニケーションをとっている傍ら、神のような手さばきでボールを集めています。無です。ラケットにボールを最大個数のせて、かごに入れる。繰り返し繰り返し。無です。無。

恋愛ソングは聞きますし好きなんですけど、いわゆる歌詞に共感というものが全くない。バックナンバーの曲とか好きですけど、僕のことだけをずっと考えていてほしいとか、どんな自己中だよ、と思ってしまいます。

最後に結ばれたりするハッピーエンド系の恋愛漫画や映画もまったくもって感動しません。最後薬物まみれになったやつれた彼女を見てバッドエンドの物語は、さすがに心が動きましたが、ハッピーエンドなんて、恋愛においては、何を見せられているんだ状態です。何なら、僕を映画に出してほしいくらいです。部活で周りが恋愛というチャンスを拾っている中、必死にボールを拾う僕の姿を。ボールだったら、取りこぼしなしですよ。

キャプテン翼が「ボールが友達」と言っていましたが、僕にとってはもう彼女です。四年間心を通わせた、彼女。そんじゃそこらの恋愛になんて、負けてないんだかラ。

そんな僕が登録したっきり使っていないTwitterがこちらで御座います。なんかの拍子にバズったりしないかなーなどという浅はかな思想から生まれたものなので、別に見なくてもいいです。

UR (@UR58304722) / Twitter