広大な富士山の上を飛ぶ一匹の鷹。その爪には、茄子。こんなものを初夢で見させられたら、混乱します。
富士、鷹はまだわかります。日本一高い山、富士。翼を広げ悠々と空を飛ぶ、鷹。しかし、茄子って。明らかにはぶられてるだろ。ポケモンでいうと、レシラム対ゼクロム対ピカチュウ。おいサトシ。何やってんだ。
そのうち茄子は自信を失うでしょう。それもそのはずです。富士山と鷹に挟まれ、やれ初夢だ。富士と鷹は必死に茄子を慰めるでしょう。「ほら、元気出せって。お前には…」しかし、これ以上言葉は出てきません。だって、茄子なんだもん。
しかも、茄子は夏野菜です。冬一ミリも関係ありません。
だんだんイラついてきました。なんだよ茄子って。トマトじゃダメだったのかよ。一富士二鷹三トマト。何ら違和感ありません。
もしかすると、これは富士と鷹が悪いのかもしれません。パワーバランスが圧倒的におかしい。トマトじゃダメなのかよ。一トマト二トマト三ナスビ。読みにくいことこの上ありません。
日本にこの文化がある限り、日本にとって富士と鷹と茄子は同じ価値なんだ、と他の国から誤解されてしまいます。一刻も早くトマトに変えるべきでしょう。一トマト二トマト三トマト。入れ替えると、ママ一三二トマトトトトト。
何をしているのでしょうか。寝ます。