人生の身体的なピークの時期、ゴールドエイジって言うらしいんですけど、どうやら17歳らしいです。まさかのゴールドエイジドンピシャ。現在進行形でゴールドエイジです。ゴールドエイジング。何だその化粧水の成分みたいな。
そんなゴールドエイジングをたっぷり配合している僕の運動神経はと言うと、言いますとですね。ナマケモノのような走力、チーターのような泳力、シャチのような握力、そしてイルカのような優しさを兼ね備えています。
さて。場面は変わってプールの授業。100メートルメドレーのテストの時間。こんなナリでも一応水泳は習ってたんでね、余裕です。25メートル通過。まだまだ散歩レベル。余裕。50メートル通過。泳法は平泳ぎ。ここで異変に気づきます。後ろからなんか来とる。明らかに水泳部と思しき男が、イルカショーくらいの水しぶきをたてて、後ろから来てます。え？もしかしてこれ一人一人テストするんじゃないの？全力で逃げました。75メートル通過。泳法はクロール。迫る水飛沫と体力の限界。85メートル通過。ついについに追いつかれました。水飛沫が飛んできます。そして口の中にジャストミート。呼吸が止まった僕は思わず立ち尽くし、整えます。しかしここで体育の教師、通称トドが「泳げ！泳げ！立つな！」と騒ぎ立てます。黙れトド！挙げ句の果てには皆んなからの頑張れコールを浴びる始末。あぁ、高校三年生で初めて分かりました。頑張れって、こんなにも人を嫌な気持ちに、させるんだなぁ、とーーーー
そんな自分に流石に嫌気がさして、体力を上げるために始めたのが縄跳び。＠ベランダ。前まで30回いかなかったんですが、今日最高記録56を叩き出しました。いや、叩き出すほどのものでも無いんですけど。そっと提出する感じで、56。そして風呂が沸いたら縄跳びを終了して、優しい心で花に水をやります。そしてキンキンのシャワーを浴びて一日終了。なんか充実しすぎて怖いです。善人すぎる。善の権化。歩くキリスト。キリストは歩くか。そんなことを考える余裕のある、そんな日曜日。明日は水泳。はぁ。赤潮とかならないかなぁ。
