ぼっち・ざ・ろっくっていうアニメを見ました。冒頭だけ。
主人公は中学3年間ぼっちで、ギター極めまくってバンド組むつもりが、バンド組む友達いなくて高校生になった。ヤバい〜早くバンド組まなきゃー。もう一ヶ月経つよー。
あれ?と。
あれあれ?と、思った高2が1人、ここに、ぽつり。
中学3年間、クラスの余り物と絡んで、話して、でもお互いに遊びに行ったりはなしで、知り合い以上友達未満という関係性を保っていました。入ったテニス部も部活というより心霊スポットでした。全員幽霊部員。試合の観戦の日なんてみんなお爺ちゃん死んでました。全員お通夜行ってました。
そんでもって、高校2年生。ギターも弾けなければ友達もいない、かろうじて息はしている生物がいる訳ですが。
あれ?僕ってもしかしてヤバ…そんなわけありません。みんなこんな感じです。多分。きっと。
ぼっち主人公は昼休みにヘヴィメタを流したという黒歴史があるそうです。
いや、そんなの黒歴史のうちに入りません。中学の頃の僕のラインの名前は「漆黒の覇者UR」でしたし、英語の「自分が一番好きな物」では「自分」と書いて英語でプレゼンしました。貴方のヘヴィメタ事件が黒歴史なら、僕のはなんなんですか。どれだけ黒いんですか。もう一周回って白い可能性すらあります。白歴史。全てを無に帰す。純白の天使UR。あ、これは中2の頃のラインの名前です。
あれ?もしかして僕の方がヤバ…そんな訳ありません。僕にも何か、そう。何か極めたことがありません。ヤバいです。これは紛れもなくヤバいです。ヤバいの最上級です。ヤベストです。
ぼっち・ざ・ろっくが恐ろしい。主人公が「底辺」として描かれていることで、僕が底辺より下の存在になっています。このままではヤバいです。大晦日。ここからなんとか一発逆転なんて無理なので、来年に任せるとして、今日はとりあえず蕎麦でも食べて寝ます。良いお年を。