今週のお題「最近洗ったもの」
学校から靴を持って帰るのを忘れて三週間がたちます。あいつら、元気かなぁ。
小学校のころから洗い物を出すことが苦手でした。帰ってきて即ゲームして、ご飯を食べて、寝て、次の日の朝カピカピの給食袋が発見されるのです。
今も変わっていません。発見されるのがお弁当と水筒と体操服になっただけです。変わらぬ味というか、実家のような安心感といいますか。僕から物忘れを取ったら、まっとうな人間しか残りません。
しかし、このままではダメだ、と三回目の財布忘れの時に思いました。スキー場のロッカーに忘れていました。財布は忘れるのに、なぜかロッカーの番号を覚えていて事なきを得ましたが、流石にこの調子だと財布がいくつあっても足りません。
もう、物忘れから足を洗おうと思ったのです。
まず初めに試したのはメモ帳作戦です。こまごまとしたものまでメモ帳にメモしておくことで、物忘れはなくなるし字はキレくなるという画期的なアイデアです。結果、家の中のいたるところで使いかけのメモ帳が発見される事態となりました。五冊ほど引き出しで保護しましたが、あとどれくらいのメモ帳が我が家に眠っているのかは、現状把握が困難となっております。
次に、張り紙作戦です。張り紙を置いておくことで嫌でも物を思い出させる方法です。しかし、家の中に大量の張り紙があるのはシンプルに恥ずかしいからという理由で母に却下されました。
もう無理です。あきらめましょう。僕が物を忘れるのは、天災です。台風とか地震とか、そんな感じです。別に課題とか、そういう大事なものはちゃんと覚えていますし、大丈夫でしょう。
なんてことを考えていたら、英語の先生から課題提出の最後通告が来ました。よく考えたらそんな課題出されてたような気がします。提出期限一週間前。まじ、やべー。
で、これ何のお題でしたっけ。最近洗ったもの?あぁ、1000円札です。ポケットに入れていたらきれいに洗われていました。洗われた1000円って、価値高いんでしたっけ。
…忘れ物とは、長い付き合いになりそうです。こればっかりは足を洗えません。